今回はSTORY CAREER(以下、STCA)を利用し、株式会社ネットプロテクションズから内定を獲得した戎井祐人さんのインタビュー記事です。
是非、参考にしてみてください。
※戎井さんは、22卒として内定が出た後に留年が確定したため、23卒内定者となりました。

STORY CAREERはいつ頃から利用されましたか?
9月頃ですね。
ちょうど自己分析に力を入れていたタイミングで知りました。
自己分析シート(STORY CAREERで独自で開発をした「SWシート」)がめちゃくちゃ良かったです。
それが自己分析のベースになっていました。


それは嬉しいです…!
ちなみに、どんな所が良かったですか?
これまでの過去の経験である「事実」を丁寧に振り返ることと、その事実に対する自分の「解釈」をそれぞれ振り返ることが出来たのが良かったです。
それらを、生まれてから今までを網羅的に振り返ることが出来、人生の棚卸しが出来ました。

また、家族についてガッツリ振り返ることも良かったです。
幼少期の頃に関わりの深い家族から受ける影響ってすごく大きいと思うんですよね。
それをあそこまでガッツリ振り返られるシートって、これまでに出会ったことがなかったので、本当に良かったです。


やはり家族からの影響は大きかったですか?
そうですね。
小学3年生くらいまでの家庭での出来事が自分の価値観形成に大きく影響を与えていたので、その点に気づけたのは本当に良かったです。
自分一人でやっていたら、絶対に気づけなかったと思います。


それは良かったです!
あとは、どこよりも自分に向き合ってくれたという点です。
STORY CAREERは就活どうこうというよりも、「人ととして」向き合ってくれたという感覚ですね。


有り難いお言葉です…!
エージェントさんってお金が絡んでいるので、紹介する会社数ってすごく大切だと思うんですよね。
特にSTORY CAREERの場合、自己分析にかなり時間をかけてくれていたので、その分、企業数を担保することも大切だと思います。
けど、実際に紹介された企業って2桁いかないんですよね。5社くらい。
「ここまで厳選して企業を紹介してくれることってないな」と感じました。

興味があるので質問させて欲しいんですけど、「想い」を優先しているから、こういうサービスを提供出来ているんですかね?


そうですね。
ただ、想いだけでは事業は成り立たないので、自分たちの想い、平たく言うと「圧倒的なユーザーファースト」を実現できるような財務体質を作っている、というのが背景にあります。

具体的に言うと、極端な表現をするなら、「ユーザーのことを優先して、新卒紹介事業の売上がゼロになるなら、それでも良い」と思っています。
そうなんですか?


厳密に言うと、「そうした方が自分たちの売上にも繋がるし、そもそも自分たちのやりたいことができる」ということです。
簡単に背景をお話すると、新卒紹介以外の2つのサービスで売上を立てていることが関係しています。

1つ目は、人事周りのコンサルティングサービスです。
代表がベンチャーの外部CHROという形でコンサルに入っていたり、その他にも、人材サービスの立ち上げのコンサルであったり、新卒採用に必要なコンテンツ(資料やHPなど)の作成の請け負いなどをしています。

2つ目は、中途の紹介です。
実は、就活支援においてお金にならなくともユーザーファーストを徹底することで、ここでマネタイズ出来ている部分があります。
要するに、マネタイズのポイントをズラしているだけ、ですね。
どういうことですか?


サービスを使ってくれた方の声を聞いていると、他のエージェントのことってほとんど覚えていないんですが、うちのことは覚えていてくれるんですよね。
その結果、どういうことが発生するかと言うと、社会人になってから、友人が転職を考えていた際に紹介をしてくたり、その人が転職を考える際に相談をしてくれるようになります。
そして、実は、新卒よりも中途の方が金額的には高いんですよね。
そうなんですね!


加えて、中途は新卒と異なり、年間通じて採用活動を実施ていることや、就活生に比べるとブレることがないので、安定しているとも言えます。
そのため、「新卒では圧倒的ユーザーファーストを徹底した方が、自分たちの売上にも繋がる」ということです。
ユーザーへの提供価値を何よりも大切にしたかったので、こういう財務体質にしてきました。
そういう努力をされていたんですね…!
ありがとうございます!


いえいえ、こちらこそ、ご質問頂き、ありがとうございます!

そろそろお時間なので、最後に、これを見られている就活生の方にメッセージをお願いします!
特に「面接」においてなんですけど、「自分を魅せない」方が良いと思います。
良い所だけを見せるのではなく、出来ない自分も自分なので、そこまでさらけ出した方が自分に合った会社に評価してもらえると思います。
面接で見られているのは「人柄」や「価値観」だと思いますので。

自分自身も元々は「良い所を見せないと」と思っていたのですが、その時は、面接の結果もあまり良くなく、明らかに無理をしていました。
自己分析を行い自己理解を深め、「面接は相互理解の場である」と思うようになってから上手く自分のことを話せるようになりました。
是非、等身大の自分を面接では伝えていってもらえたらなと思います。

戎井さんのこれまでの経験や就活の話(面接が上手くいかなかった話)、内定先について詳しく知りたい方は、以下の戎井さんの「内定者インタビュー」の記事をご覧下さい。
